微小変形から大地震まで、
安定した性能を実現!! ディベロッパーA社

微小変形から大地震まで、
安定した性能を実現!! ディベロッパーA社

微小変形から大地震まで、安定した性能を実現!! ディベロッパーA社

対象案件

  • 構造 S造
  • 用途 事務所など
  • 地上12階、高さ約50m、延床面積 約1,900㎡
  • 基準階 約15m×約19m
  • 建物用途を考慮して風揺れから大地震時の大きな揺れまで効果を発揮する制振構造を選択

課題

  • 建築計画により、制振ダンパーの設置個所が限られている
  • ブレース型では設置できず、間柱型での設置が必要となる
  • 中小地震の揺れも低減し、大地震時にも層間変形角1/100rad.以下に応答を低減したい
  • 温度依存性がある粘弾性ダンパーは10℃~30℃での検討が必要と煩雑、設計をシンプルにするためにも性能の変動が小さいものが望ましい

解決策

滑り荷重500kN、750kN、1000kNの弊社ハイブリッドダンパーを採用することで、以下の課題を解決

  • 滑り荷重の異なる間柱型ハイブリッドダンパーを各階に1台設置することにより、最適なダンパー容量での応答低減を実現
  • 他社粘弾性ダンパーよりも、1か所あたりのダンパー荷重を2/3程度に低減(約30%低減)
  • 粘弾性ダンパー部は微小な変形から確実にエネルギーを吸収
  • 大地震時には摩擦ダンパーとしてエネルギーを吸収、温度に左右されず安定した性能を発揮
  • 大地震時には摩擦ダンパーとしてエネルギーを吸収し応答を20%程度低減し、層間変形角1/100rad.以下というクライテリアを満足
  • 滑り荷重に到達した後は荷重が一定のため周辺部材の設計が明快になり、また荷重が一定のため周辺部材による変形ロスが増加しないため、他社粘弾性ダンパーより大きなエネルギーを吸収

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