東京工業大学
笠井和彦名誉教授インタビュー 〜最新の免制振事情〜

東京工業大学
笠井和彦名誉教授インタビュー 〜最新の免制振事情〜

東京工業大学
笠井和彦名誉教授インタビュー 〜最新の免制振事情〜

日本で免制振の研究に関する第一人者である東京工業大学 笠井和彦名誉教授にインタビュー。最新の免制振事情や業界全体への期待などについてお聞きいたしました。

インタビュー概要

日本の免制振の普及率は高く、世界と比較しても高い技術を持っています。一方で、近年の認定偽装問題など仕組みやシステムの改善も大きな課題とコメントされています。これからの免制振メーカーには何を求められているのか、また、設計者、施工者に期待することは?免制振がさらに普及するためには何が必要で建築業界に何を期待するか?ぜひ動画をご覧ください。

※動画は音声付になりますので音量にお気をつけください。

インタビュー:ショートバージョン(動画時間:約9分)

インタビュー:ロングバージョン(動画時間:約23分)

笠井名誉教授略歴

研究分野

鉄骨構造・制振構造・免震構造・動的問題

略歴

1985年カリフォルニア大学バークレイ校で博士号取得
1985〜86年カリフォルニア大学バークレイ校 講師
1985〜86年同校地震工学研究所 研究員
1986〜91年イリノイ工科大学 助教授
1991〜92年イリノイ工科大学 准教授
1993〜97年リーハイ大学 准教授
1997〜11年東京工業大学 教授
2011〜16年東京工業大学 建築物理研究センター長
2016〜実大加力実験工学共同研究講座 特任教授
2017〜東京工業大学名誉教授

受賞歴

2012年日本地震工学会 功労賞:第16回WCEE日本誘致への貢献
2011年応用セラミックス研究所 所長賞(社会貢献部門):受賞題目「制振構造の発展と普及への貢献」
2009年 Outstanding Paper Award (EERI):"ASCE-41 and FEMA-351 Evaluation of E-Defense Collapse Test"
2005年建築学会賞(論文):剛性・粘性の付加機構をもつ建築構造の地震応答低減効果の解明
2002年1等賞、日本建築学会・未来を拓く研究と技術開発に関する懸賞論文:「リユース組立構造の提案(着し込み柱を用いた制震構造による」:佐藤・笠井ほか
1998年年間最優秀論文賞(Best Paper Award for the Year of 1998): "Seismic Design, Analysis, and Experiment of A Multi-Story, Viscoelastically Damped Steel Frame", ISET Journal of Earthquake Technology, with C. Higgins.
1997年米国大統領賞(Presidential Young Investigator Award):ジョージ・ブッシュ大統領、ホワイトハウス、米国科学財団から受賞
など、多数受賞

その他

日本地震工学会:理事、国際委員会委員長
防災科学研究所:E-デフェンス鉄骨造建物実験研究リーダー、鉄骨造建物実験研究実行部会部会長、制振・免震WG主査、鉄骨造建物実験研究分科会委員、研究施設運営委員
日本免震構造協会:理事、応答制御部会部会長、パッシブ制振評価小委員会委員長、制振設計WG主査、パッシブ制振構造設計施工マニュアル編集委員長、「パッシブ制振構造の設計・計算講習会」統括および講師
建築研究開発コンソーシアム:住宅制振構造研究会委員長
などの要職を歴任

本サイトに掲載された内容の無断複製・転載を禁じます。
3Mは3M社の商標です。