• 平面計画からダンパーが設置可能な箇所は、コア周辺に限定されている
• １台あたりのダンパー荷重は2000kN程度が必要（ブレース型、壁型ともに共通）
• 建物本体の構造を弾性範囲に抑える設計の中で、鋼材系ダンパーでは長周期地震動による疲労への懸念が残る

弊社摩擦ダンパーを採用することで、以下のとおり課題を解決

• １か所あたりの滑り荷重が2000kNの製品を採用することで、限られた設置個所にて高い制振効果を発揮して、必要な応答低減効果を得ることが可能
• 同じ履歴型となる鋼材ダンパーよりも初期剛性が高く、鋼材ダンパーと比較して大きなエネルギー吸収が可能
• ブレース型、壁型を平面計画に合わせて使い分けが可能
• 塑性化が生じる鋼材ダンパーと比較して、繰り返しの加振に対して性能の変動が小さく、長周期地震動による疲労への懸念を払拭
• 導入軸力のばらつきが大きいと考えられていた摩擦ダンパーだが、独自の製品構成、製作工程により、安定した滑り荷重となることを出荷試験にて確認

摩擦ダンパーとは